古い戸建てのリノベ
買う前 に確かめたいこと

築50年ほどの
先に結論
- わが
家は 築50年ほどの 戸建てをほぼ土地の値段で 買い、 フルリノベしました。30年の 総額の 試算では、 同じ質の 家を 新築するより 約2,500万円少ない 見込みです。 - 買ってから
完成まで9か月。 壁を 開けて 傷みが 見つかり、 費用も 予想以上に 上がりました。 築50年の わが 家は、 住宅ローン控除も 受けられませんでした。 - 窓は
補助金で 131万9千円が 出ました。 2026年は 上限が 1戸100万円、 予約は 遅くとも 11月16日までです。 2025年 4月からは、 2階建ての 木造の 家などの 大規模な リフォームに 建築確認が 要ります。
新築ではなく、古い家のリノベにした理由
わが家は、住宅展示場でハウスメーカーの話を聞くところから家づくりを始めました。調べるうちに、作りたい家なら古い家を直すほうが費用を抑えられると気づきました。
| わが | 新築 | 古い家をリノベ |
|---|---|---|
| 建物の | およそ2倍 | 新築の約半分 |
| 手入れの | 1,500万円 | 300万円 |
| 固定資産税 | 420万円 | 120万円 |
| 火災保険 | 69万円 | 135万円 |
2024年に、同じ土地で新築した場合と比べた試算です。新築は一般的な素材、リノベは手入れの少ない素材で見込みました。火災保険は年23,000円(新築・30年の平均)と年45,000円で計算しています。工事費まで合わせた30年の差は約2,500万円です。
差には住宅ローン控除の見込み(新築は最大の250万円)も入ります。わが家は控除を受けられなかったので、元の試算でリノベ側に見込んだ100万円を外しました(外す前は約2,600万円)。
同じ質の家を新築すると、建物の費用はおよそ2倍と言われました。費用の大きな部分を占める柱や梁などの骨組みと、地盤を生かせる分、わが家はかなり削れました。
わが家の固定資産税は新築の試算の4分の1以下ですが、火災保険は高くなりました。2024年9月に同じ会社で取った見積もり(建物だけ。家財・地震・水災なし)は、新築・耐火の家で年6,680円、築50年・非耐火のわが家で年33,000円と5倍
わが家は5年契約が選べず、1年ごとの更新です。2024年の更新で会社を見直し、年51,000円から33,000円に下げました。
わが
わが家が家探しで見ていた点
家探しは、工務店を先に決めずに自分たちで進めました。工務店が建てやすい土地ばかり紹介されるのを避けたかったからです。
毎週の休みに物件を見に行き、毎日ネットの新着を確かめました。今の
リノベに
- 建物の
値段が ほぼ付いていない
土地の値段だけで 売られている家。 新築したい 人には 解体の 費用が 読みにくく、 売れ残っていることがある。 わが 家も ほぼ土地の 値段で買えた - 築30〜
40年ほど
1981年6月以降の 新耐震なら、 耐震補強の 費用を 抑えやすい (築50年ほどの わが 家は 当ては まらず) - 間取りが
シンプルで、 天井が 高い
壁の少ない 家は 間取りを 変えやすい。 天井は 2.4m以上、 できれば 2.7m - 水道管と
電気の 容量
水道管が13mmだと、 ほかで 水を 使うと 出が 弱くなる。 20mmか 25mmに 引き直すと 50万〜100万円かかることも。 電気の 引き込みと 配線は 30万〜40万円 ほど - 家の
前の道
工事の車を 止められると、 運ぶ 費用や 駐車代を 抑えられる。 わが 家は 前後に 家が 無く、 前の 道も 広くて 近所の 人しか 通らないので、 工事の 車を 止めても 何も 言われなかった - 手入れの
履歴
耐震補強などをしてきたかを、 仲介の 会社や 元の 持ち主に聞く
金額は、わが家が当時調べた目安です。
わが家は車を使わないので、駅から近い割に値段が安いかも見ていました。
買ってから分かったこと、増えた費用
わが家も、買って壁や床を開けてから、一部の腐食などが見つかりました。抜けない柱もあり、どう生かすか間取りをかなり悩みました。
わが
- 家探し:3か月ほど毎週見に
行き、 毎日新着を 確かめる - 工務店選び使いたい
素材を よく 扱う 所を、 数十の候補から1つずつ話を聞いて決めた - 間取りを
決める: 妻が半年 回遊できる 動線を 考え、 私は 素材を 調べた - 完成:
買ってから ほぼ9か月 1年分の 休みを、 家づくりに 使った
壁の中の傷みは、内見では分かりません。買う前に建築士が見る建物状況調査(インスペクション)もあり、国の手引きでは費用は6万円程度からが目安です。
細かい所を
資金計画書は、ネットで配られている物を参考に、自分たちで作りました。本体工事から引っ越しまで、全部の費用を書き出す物です。
工務店の営業さんとは、LINEでほぼ毎日やりとりしました。それでも、ドアの仕様などで「もう一度確かめればよかった」と思った事が10回以上ありました。
後悔するなら自分たちの知識不足のせい。そう考えて、使いたい素材と選んだ理由を調べて伝えてから、打ち合わせを進めました。
ローンを扱う銀行探しにも苦労しました。当時調べた無担保のリフォームローンには、借入が最大1,000万円ほど・期間15年まで・金利2%以上の物もありました。
リノベの費用まで担保をつけて貸す銀行は、わが家が探した範囲では地域の銀行だけで、ネット銀行には見つかりませんでした。
最後は地方銀行で、ふつうの金利の住宅ローンを組めました。この銀行とつながれたのは、住宅展示場で話を聞いたハウスメーカーの営業さんのおかげです。
窓は、補助金で131万9千円
今の家の前は、空き家だった築50年以上の家に2年ほど住みました。冬は寒く夏は暑く、外の音も筒抜けでした。
わが
- 10か所の
窓を 交換
大4・中 2・ 小 4。 外窓ごと 替える 工事 (カバー工法かはつり工法) - 補助は
合計 131万 9千円
一番高かった大きな 引き違い窓は 約25万円で、 補助が 22万円 - 窓の
代金は ほぼ補助で まかなえた
補助より安く 仕入れられた 窓も あり、 サッシの 代金と 補助は ほぼ同じ。 工事費は 20万円ほど かかった
窓はすべてオール樹脂のサッシに、断熱材はセルロースファイバーにしました。外の
子どもが1歳の頃、夜にどれだけ泣いても、外に声が漏れる心配をせずに過ごせました。
2026年の先進的窓リノベは、上限が1戸100万円です(わが家が使った2023年の事業は1戸200万円)。わが家の131万9千円は、今の上限を超えています。
対象は2025年11月28日以降に着工した工事で、予約は遅くとも11月16日、申請は12月31日までです。予算に達すると、その時点で締め切られます(2026年10月27日時点で予算の約32%)。
申請は、事務局に登録した施工会社が行います。わが家はフルリノベで工事費をまとめて払いましたが、窓やドアだけを替えるなら、工事費用の半分近くは自分で払うと見ています。
わが家は外壁・屋根・断熱・窓・シロアリ対策を、手入れの少ない素材にしました。この5か所で、初めの費用は約200万円高くなる目安です。
| 部位 | 一般的な素材 | 手入れの |
|---|---|---|
| 外壁 | サイディング 150万円 | 塗料 200万円 |
| 屋根 | スレート 120万円 | ガルバリウム 150万円 |
| 窓とドア | 樹脂と 150万円 | オール樹脂 200万円 |
| 断熱材 | グラスウール 25万円 | セルロースファイバー 80万円 |
| シロアリ対策 | 農薬系 15万円 | ホウ酸 30万円 |
| 5か所の合計 | 460万円 | 660万円 |
| 内壁・ | 570万円 | 930万円 |
2024年にわが家が出した、同じ家で素材だけを替えた時の初めの費用の目安です。7か所には、内壁(クロスと珪藻土)と床(複合フローリングと無垢)も入り、差は約360万円です。
30年の手入れの見込みは、一般的な素材の新築で1,500万円、手入れの少ない素材のわが家で300万円です(最初の表)。初めの差より手入れの差のほうが大きいと見込んで、こちらを選びました。
素材ごとの比べ方は、外壁・屋根と
2026年に古い家を買うなら、先に確かめる決まり
わが家は1982年より前に建った、築50年ほどの家です。その
買う
- 建築確認が
要る 工事か
2025年4月以降に 着手する、 2階建ての 木造の 家などの 大規模な リフォームは 対象。 壁・ 柱・ 床・ はり・ 屋根・ 階段の どれかの 半分を 超える 改修のこと。 水回りだけ、 手すりや スロープは不要 - 住宅ローン控除の
条件に 合うか
1982年1月 1日以後に 建てた 家か、 取得前2年以内に 耐震基準に 合うと 証明された 家など。 取得から 6か月以内に 住むことも条件 - 耐震の
強さ
1981年5月以前の 建物は 旧耐震。 耐震診断で 強さを 確かめる。 築50年ほどの わが 家も、 この 時期の建物
わが家の工事は、2025年4月に建築確認の対象が広がる前でした。今の決まりなら、費用が数百万円増えるか、建て直ししかできなかったかもしれないと感じています。
ただ、古い家でも控除を受けられる道があります。取得の日までに耐震改修を申し込み、住み始める日までに耐震基準に合うと証明されれば対象です(国税庁の「要耐震改修住宅」)。
申し込みは取得の日までなので、買ってからでは間に合いません。物件を決める段階で、工務店や建築士に相談しておきます。
この道で受けられるのは「その他の住宅」の控除で、年末のローン残高の0.7%、期間10年・年14万円まで
費用は、わが家の試算では構造補強の工事を300万円と見ていました。国の耐震化のサイトには、築50年・2階建て・約100㎡の木造で、耐震改修が224万円ほどというモデルケースがあります。補助を受けられることもあり、国はまずお住まいの自治体に相談するよう案内しています。
工務店と契約する前に確かめることは工務店の
書いた人
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住まい工務店との家づくり:契約の前と工事中に確かめることわが家の #工務店#リノベ#契約更新工務店の 決め方・ 素材と 30年の 費用・ 工事中の 確かめ方
住まい外壁材の選び方:30年の手入れまで入れて比べよう外壁をキルコートに #外壁#家の手入れ#リノベ更新したわが 家の、 30年の 費用と 確かめ直した事
出典(一次資料7件・2026年10月28日に確認)
- 先進的窓
リノベ (2026年2026事業『事業概要』 10月 28日確認) - 先進的窓
リノベ (2026年2026事業『トップページ』 10月 28日確認) - 環境省『先進的窓
リノベ (上限事業の 概要』 (2023年の事業) 200万円・ 外窓交換の 1か所の 額・ 契約と 着工の 条件・ 交付申請は 遅くとも 2023年 12月末/ 2026年 10月 28日確認) - 国土交通省『リフォームに
おける (2頁/建築確認要否の 解説事例集 (木造一戸建て住宅)』 2026年 10月 28日確認) - 国税庁
タックスアンサー (共通のNo.1211- 3『中古住宅を 取得し、 令和4年以降に 居住の 用に 供した 場合』 適用要件1・ 9、 控除の 計算/ 2026年 10月 28日確認) - 国土交通省『住まいの
耐震化 家族を (よく思う、 強い家』 ある 質問の 費用の モデルケース/ 2026年 10月 28日確認) - 国土交通省『建物状況調査
(インスペクション) (1〜活用の 手引き』 2頁/ 2026年 10月 28日確認)