賃貸・戸建て・マンション
35年でいくら違う?

家賃と
先に結論
- 家賃も
ローンも 月12万円に そろえたわが 家の 試算 (2024年・ 金利 0.65%)では、 35年に 払う額は賃貸戸建て 約5,208万円、 で、戸建て 約7,229万円 約2,000万円の 差でした。 - 35年後に
残る 土地と 建物の 値打ちを 引くと、 戸建ては 約5,104万円。賃貸戸建てとの 差は、 分譲マンションとほぼ 無くなりました。 賃貸戸建ての 差は 約630万円 残ります。 - 差が
開くのは 老後と 金利です。 老後の 25年を 足すと 賃貸戸建てが 約1,000万〜 2,500万円多く、 金利が 年1.5%なら 戸建てが 約650万円多くなります。
わが家の比べ方:家賃もローンも月12万円にそろえる
2024年4月に、賃貸の戸建てとマンション、買う戸建てとマンションを35年で比べました。
返済・
- 分譲
マンション: 管理費・月約 5.3万円 固定資産税・ 保険・ 家具家電など - 戸建て
(買う): うち月約5.2万円 修繕・ 手入れが 月3万円。
35年で1,200万円ほどかかると言われる額から - 賃貸
マンション: 管理費・月約 1.2万円 保険・ 家具家電など - 賃貸戸建て:
月約0.4万円 管理費は0円 (かからない物件が多いため)
35年の総額から返済・家賃の月12万円分を引いた月の平均です。持ち家の家具家電は、修繕費でまかなう分があるので低めです。
家賃とローンの返済は、どれも月12万円にそろえました。買う家は、4,500万円を当時の変動金利0.65%で35年借りる、試算のための仮の家です。
払う額だけなら賃貸が安い。残る価値を引くと、戸建てと賃貸戸建てはほぼ同じ
2026年10月に計算違いを直した数字です。
| 住まい | 35年 | 残る |
|---|---|---|
| 分譲マンション | 約7,279万円 | 約5,839万円 |
| 戸建て | 約7,229万円 | 約5,104万円 |
| 賃貸マンション | 5,544万円 | 5,544万円 |
| 賃貸戸建て | 5,208万円 | 5,208万円 |
残る価値は当時の目安です。戸建ては土地2,000万円と建物125万円、マンションは買った値段の32%(1,440万円)を引きました。土地の値上がり・値下がりは入れていません。
返済が同じ12万円でも、買った
ところが35年後に残る値打ちを引くと、戸建ては賃貸戸建てとほぼ並びます。分譲マンションは、賃貸戸建てより約630万円多いままです。
最初の
2024年4月の記事では、払う額だけを並べて、賃貸戸建てが分譲マンションや戸建てより2,000万円ほど安いと書きました。35年後に残る土地と建物を引いていませんでした。
賃貸戸建ての総額の計算違い(正しくは月12.4万円×420か月)と合わせて、2026年10月に直しました。
残る価値のほとんどは土地です。わが家の目安では、戸建ての建物は約30年でほぼゼロになります。
国土交通省は2014年に、中古の戸建ては築20〜25年で建物の値打ちを一律ゼロとする取引の慣行があると説明しました。そのうえで、手入れやリフォームを評価に反映する指針を出しています。
マンションの32%は、出典を書いていない当時の目安でした。首都圏の2026年
32%の代わりに約5割(52%)を当てると、引いた
出典:国土交通省、東日本不動産流通機構(最後の「出典」の6・7)
2回目:10年ごとに引っ越すと、土地を引いた戸建てより賃貸が約1,200万円高い
2024年12月に、条件を変えて計算し直しました。月13万円、5,000万円を金利0.5%で35年借りる仮の家です。
2回目で
- 管理費と
修繕積立金 分譲マンションは月2万円と月3万円。
どちらも10年ごとに1.5倍。
賃貸マンションの管理費は月5,000円 - 火災保険
(1年) 戸建て2.5万〜5万円
分譲マンション0.9万〜1.5万円
賃貸0.5万〜1万円 - 固定資産税
(35年) 戸建て約912万円
分譲マンション約1,215万円 - 戸建ての
修繕・ 外壁や交換 屋根など。 定期的に 直すと、
30年で1,500万〜2,000万円
かかる場合もあると見た
固定資産税は、建物3,500万円・土地1,500万円の仮の家の粗い計算です。建物は値打ちの目安をそのまま評価額にし、新築から3年は建物全体を半分にしました。実際の評価額は市が決め、半分になるのは120㎡分までです。
賃貸は、35年同じ部屋に住む場合と、10年ごとに引っ越し、そのたびに家賃が2万円上がる場合の2通りにしました。
| 住まい | 35年 | 土地を引くと |
|---|---|---|
| 分譲マンション | 9,488万円 | 8,488万円 |
| 戸建て | 8,019万円 | 6,519万円 |
| 10年ごとに | 7,720万円 | 7,720万円 |
| 同じ | 6,288万円 | 6,288万円 |
大きな災害が無かった場合の試算で、引いたのは土地だけです(戸建て1,500万円、マンション1,000万円)。
同じ賃貸に35年住めばいちばん少なく、土地を引いた戸建てとの差は約230万円です。
ただ、暮らし方は10年ほどで変わり、引っ越す家族のほうが多いと考えました。10年ごとに
出典:総務省(最後の「出典」の5)
老後の家賃と今の金利を足すと、差が開く
わが家の老後の試算(2024年10月)では、65〜90歳の25年の住まいのお金をこう見ました。
| 住まい | 老後の | 1回目の |
|---|---|---|
| 戸建て | 550万〜 | 約5,650万〜 |
| 賃貸戸建て | 1,800万〜 | 約7,000万〜 |
1回目の表の「残る価値を引くと」の額に足しました。家賃の置き方が違う2つの試算を、単純に足した物です。
老後まで
もう1つは金利です。わが家の0.65%は、2024年4月に置いた変動金利です。
日本銀行の政策金利は、2024年3月の0〜0.1%程度から、2026年9月に1.25%程度へ上がりました。全期間固定のフラット35は、2026年10月にいちばん多い金利が年3.83%
| 金利 | 毎月の返済 | 利息の合計 |
|---|---|---|
| 年0.65% | 約11.98万円 | 約532万円 |
| 年1.5% | 約13.78万円 | 約1,287万円 |
| 年3.83% | 約19.47万円 | 約3,677万円 |
元利均等・ボーナス払いなし・金利が変わらない場合です(手数料・保証料は除く)。3.83%は借入期間21〜35年・融資率9割以下。変動と固定は種類が違う金利で、今の変動金利は借りる銀行で確かめます。
利息の差を1回目の表に足すと、残る価値を引いた戸建ては、1.5%で約5,859万円、3.83%で約8,250万円です。賃貸戸建てより
家賃は据え置いた単純な計算で、3.83%では返済が月12万円を大きく超えます。
自分の家で比べる時は、今の金利で返済を出し、残る値打ちと老後まで入れます。年ごとの出入りは、ライフプラン表に入れると見やすくなります。
出典:最後の「出典」の1〜3
わが家が築古の戸建てを選んだ理由と、住んでわかったこと
わが家は2023年9月に、築50年ほどの戸建てをほぼ土地の値段で買い、自然素材でフルリノベーションして住んでいます。
わが
- 建てる
費用 今ある 構造を 生かすと、 同じような 家を 新築する場合より
約1,500万円の差が出た
(2024年4月の記事の数字) - 手入れの
少ない 外壁・素材 内装・ シロアリ 対策を、 手入れのほぼ要らない物に。
床は水回り以外すべて無垢材。
30年で手を入れるのは、キッチン・お風呂・トイレの設備が中心 - 車を
持たない 車なしで暮らし 暮らせる 場所で 探した。
車を持つ 場合との 差は 年約64万円
(2025年のわが家の試算。上の比べの表には入れていない)
今の取引では、手入れにお金をかけても建物の値打ちはあまり上がらないと、わが家は考えました。そこで、住み心地と手入れの少なさにお金をかけました。
住んで
よかった
- 固定資産税は、
新築で 建てた 場合の 4分の1以下 - 窓は
当時の 国の 補助金が 約132万円出て、 ほぼまかなえた
(今の事業は 1戸あたり 上限 100万円。窓の 補助金の )記事 - 断熱に
セルロースファイバーを 使い、 窓を 閉めると 外の 音は ほぼ聞こえない
大変だった・
- 買ってから
壁や 床を 開けると、 一部に 腐食などが 見つかった - 抜けない
柱が あり、 間取りに 悩んだ。 間取りを 決めるまで 半年、 買ってから 完成まで 9か月 - リノベ込みの
ローンを 扱う 銀行探しに 苦労し、 地方銀行で やっと 普通の 金利で組めた - 火災保険は
建物だけで 年33,000円 (2024年9月)。 新築・ 耐火の 家の 約5倍で、 5年契約も できない
住宅ローン減税も、わが家は受けていません。今の制度は年末のローン残高の0.7%を税から差し引くもので、2030年12月31日までの入居が対象です。受けられる家なら、その分だけ持ち家の負担は軽くなります。
わが家の数字では、35年だけなら戸建てと賃貸戸建てはほぼ同じでした。差が
出典:最後の「出典」の4・8
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出典(一次資料8件・2026年10月28日に確認)
- 日本銀行『金融市場調節方針の
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枠組みの (2026年見直しに ついて』 2024年 3月 19日 10月 28日確認) - 住宅金融支援機構【フラット
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ローン (Q1・減税 (令和8年度税制改正後) Q& A』 2026年 7月更新 Q2・ Q11/ 2026年 10月 28日確認) - 総務省『固定資産税』(評価の
仕方・ 新築住宅特例/ 2026年 10月 28日確認) - 国土交通省『「中古戸建て
住宅に (2026年係る 建物評価の 改善に 向けた 指針」の 策定に ついて』 2014年 3月 31日 10月 28日確認) - 東日本
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リノベ (2026年2026事業の 概要』 10月 28日確認)