給付金を計算

堺市・大阪狭山市の子育てを、ここで探す。

無料のひな形

ライフプラン表で、家計を見通そう

木の机にノートとカフェラテ
イメージ写真:Freddy Castro(Unsplash)(CC0 1.0・Wikimedia Commons)

わが家は、2026年から2070年までのお金を年ごとに出す表を自作して使っています。表で分かった事と、2024年に賃貸と持ち家を比べた試算の中身、同じように使える無料のひな形を紹介します。制度の数字は、2026年10月28日に公式の資料で確かめました。

最終確認日 更新

先に結論

  • わが家の2026〜2070年の表では、投資の利回りが3%と5%なら資産がマイナスになる年はなく、1%だと最後の2070年にマイナスになりました。
  • 2024年の試算では、35年に払う額は賃貸の方が少なく、老後の25年は持ち家の方が少ない、と逆の答えでした。
  • 同じように使えるひな形(xlsx)を無料で配っています。入れる所は「入力」⁠の1枚だけです。

わが家の表は、45年分を3つの利回りで見る

わが家が家とお金のことを本気で調べ始めたきっかけは、妻の「新築戸建てに住みたい」という一言でした。2024年に老後のお金をざっくり試算し、2026年に、給料と家計簿の実績を入れた45年分の表を作りました。

わが家の表にあるシート

  • 設定給料・年金・子ども・住宅ローンなどの前提
  • 教育費の参考教育費の目安
  • キャッシュフロー2026〜2070年の出入りと残りを1年ずつ
  • サマリー利回り1%(悲観)・3%(標準)・5%(楽観)の結果
  • 実績モニター家計簿(支出管理表)の実績と計画を並べる
前提わが家の表配る表の例
見る期間2026〜2070年年上の親が90歳の年まで(変えられる)
投資の利回り(年)1%・3%・5%0.5%・3%・4.5%
物価の上がり方(年)1%2.5%・1.5%・0.5%
老後の暮らしの費用今の80%今の70%
時短の後の給料2029年に妻の時短が終わり、元の給料に戻る想定時短が終わる年から戻る

配る表の3つの値は、きびしめ・ふつう・明るめの順です。架空の家族の例で、自分の家の数字に書きかえて使います。

3%と5%では、資産がマイナスになる年はありませんでした。1%の時だけ、表の最後の2070年にマイナスになります。

この表は2026年6月に作った物です。妻の産休・育休の間は手当でおおむね埋まるとして、手取りは時短中と同じ額のまま入れています。

賃貸と持ち家は、現役と老後で答えが逆だった

2024年に、住まいのお金を、働いている間の35年と、65〜90歳の25年で試算しました。

わが家の2つの試算

  • 現役の35年(2024年12月)同じ賃貸マンションに住み続けると6,288万円、戸建ては8,019万円。
    残る土地を引くと戸建ては6,519万円。
    10年ごとに引っ越す賃貸は7,720万円
  • 老後の25年(2024年10月)住まいの費用は、持ち家850万円、賃貸3,000万円

現役の35年は、ローンと家賃を同じ月13万円にした仮の家で比べました(5,000万円を金利0.5%で35年)。払う額だけなら、賃貸の方が少なくなりました。残る土地を引くと、10年ごとに引っ越す賃貸より戸建ての方が少なくなります。

老後は逆です。ローンが終わった持ち家は家賃がかからないので、住まいの費用は持ち家の方が少なくなりました。老後の試算の中身は、次のとおりです。

25年の費用持ち家賃貸
住まい(修繕・リフォーム/家賃)850万円3,000万円
医療費(年30万円)750万円750万円
介護(有料老人ホームに5年)1,800万円1,800万円
趣味・習い事(年36万円)900万円900万円
旅行(海外も・年70万円)1,750万円1,750万円
葬儀とお墓400万円400万円
子と孫への支援2,110万円2,110万円
合計8,560万円1億710万円

2024年10月のわが家の試算で、どれも一番多い場合の額です。家賃は月10万円の25年分。支援は、してもしなくてもよい分です。

持ち家の850万円は、外壁の塗装や、浴室・キッチン・段差をなくす工事などです。最低の500万円でも、25年で月約1.6万円の積み立てです。

この試算で足りなかったこと

持ち家の側に、固定資産税と火災保険を入れていませんでした。わが家の2024年の額で25年分を出すと、約180万〜210万円です。

家賃は、当時見た幅(月6万〜10万円)の一番上です。税と保険を足すと、差は月6万円で約750万円、月10万円で約1,950万円です。

物価の上がり方、年金の制度の変わり方、夫婦2人分として見るかどうかも、あまり入れていませんでした。

わが家は、築50年ほどの戸建てをほぼ土地の値段で買い、フルリノベーションして住んでいます。

固定資産税は、新築で建てた場合の4分の1以下です。一方で火災保険は、2024年9月の見直しで建物だけ年33,000円。新築・耐火の家なら年6,680円の見積もりでした。

35年の比べ方のくわしい中身は、賃貸・戸建て・マンションを35年で比べた記事にまとめています。

育休の月と家の手入れは、時期を決めて入れる

いつ・いくら動くかが決まっているお金があります。年の平均にならさず、その月・その年に入れると、手元が一番減る時が見えます。

時期を決めて入れるお金

  • 育休の給付金給料の代わりに入る。原則2か月に1回まとめて申請するので、入る月は給料と違う
  • 保育料0〜2歳クラスの間。市町村・所得・何人目の子かで変わる。
    堺市は2人目から無料(所得や上の子の年齢を問わない)。
    大阪狭山市は、保育園などに通う子の2人目が半額、3人目から無料
  • 家の手入れ外壁・屋根・水回り・家電など。年と額と何年ごとかを決める

書いている私(RYU)の場合

2024年11月の記事では、額面月30万円の人を例に、産休・育休の2年1か月(2歳まで延長した例)に入るお金を約459万円と計算しました(出産手当金・育休の給付金・児童手当)。働き続けた場合の手取りの見込み600万円より、約141万円少ない計算です。

上の子の時は、わが家の分も前もって計算し、ほぼ同じ額が見込んだ時期に入りました。

保育料は諸経費も入れて月5万円以上と見込み、時短や急な体調不良で手取りも減るなら、育休を続ける方が助かると考えました。妻は育休を延長し、とても助かりました。

育休の給付は、休みの始めから180日が賃金の67%、その後は50%です。2025年4月からは、条件に合うと最大28日分の13%の上乗せ(出生後休業支援給付金)があります。

配る表への育休の月の入れ方

  1. 計算ツールで、月ごとの手取りと給付金を出す
  2. 「入力」⁠の育休の月の欄に写す給料が振り込まれる月で。36か月分まで入れられます
  3. 「育休の月」⁠のシートで、手元が一番少ない月を見る

家の手入れは、新築の注文住宅を考えていた2022年ごろ、ハウスメーカーで長期優良住宅の見積もりをもらうと、手入れの費用として約1,000万円が書かれていました。2024年の記事では、物価が上がると30年で1,500万〜2,000万円になると見込みました。

配る表では、こうした出費を「大きな出費」の行に、年と額と何年ごとかで入れます(10行まで)。物価の上がり率もかかります。外壁の手入れの比べ方は外壁の記事にあります。

ひな形のダウンロードと、計算の中身

ひな形には、架空の家族の例が入っています。

使い始めるまで

  1. 下のボタンからダウンロードファイルは xlsx(Excel の形)です
  2. Excel か Google スプレッドシートで開くGoogle の時は、Google ドライブに上げて開き、「ファイル→Google スプレッドシートとして保存」
  3. 「入力」⁠の黄色い欄を書きかえる青い字の所だけ。黒い字と緑の字は式です
  4. 「まとめ」⁠を見る足りなくなる年・一番少ない年と額・3つのシナリオ・教育費が一番重い年が出ます

ライフプラン表をダウンロード

xlsx・無料・登録はいりません

Excel 2007 からある関数だけで作りました。どれも Google スプレッドシートにもある関数です。Numbers では、動きを確かめていません。

「入力」に書くのは、次の5つです。行や列は消したり足したりせず、空いている行を使います。

この表の計算

計算している

  • 児童手当(2024年10月分からの決まり)
  • 教育費(4月はじまりの学年で数える)
  • 住宅ローンの返済(毎月同じ額)
  • 手元が足りない年の、投資からの取り崩し
  • 年金を早める・遅らせる時の増減

計算していない

  • 退職金・年金の税金と社会保険料
  • 住宅ローン控除・ふるさと納税・医療費控除
  • 所得による保育料の違い(自分の額を入れる)
  • 繰上げ返済

児童手当は1人あたり月額で、3歳未満は1万5,000円、3歳から高校生年代までは1万円です。3人目からは3万円です。偶数月に、前の2か月分が振り込まれます。

年金は、65歳より早めると1か月0.4%減り、遅らせると1か月0.7%増える決まりで数えます。教育費は、文部科学省の調査などの数字です。資料の名前と確かめた日は、表の中の「決まりの表」にあります。

1年たったら、実績とくらべる

同じサイトで配っている支出管理表の1行を、ライフプラン表に貼ってくらべます。

実績の入れ方

  1. 支出管理表の「年のまとめ」32行(A〜F列)をコピー
  2. ライフプラン表の「入力」⁠の実績の行に、値のみで貼るGoogle は「編集→特殊貼り付け→値のみ貼り付け」、Excel は「形式を選択して貼り付け→値」
  3. 「実績とくらべる」⁠で、計画とのずれを見る途中の月でも、残りの月を計画で埋めた1年の見込みが出ます

わが家の表の固定費と暮らしの費用は、支出管理表の2026年1〜3月の実績の平均から入れ、「実績モニター」のシートで計画と並べています。

特定の保険や投資の商品を勧めるものではありません。

書いた人

運営・執筆

RYU

堺市で2人の子を育てる父です。妻は1人目の育休明けに職場へ戻り、2人目で再び産休・育休に入りました。休むあいだのお金の出入りを月ごとに知りたくて育休手当の計算ツールを作り、数字は国や市の公式の情報で確かめています。

社会保険労務士・税理士ではありません。確認は会社・ハローワーク・年金事務所で。

RYUが書いた記事をもっと読む

次に読む

出典(一次資料11件・2026年10月28日に確認)
  1. こども家庭庁『児童手当制度のご案内』(支給額・支給時期/2026年10月28日確認)
  2. 児童手当法(e-Gov 法令検索/2026年10月28日確認)
  3. 文部科学省『結果の概要-令和5年度子供の学習費調査』(2026年1月16日訂正版/2026年10月28日確認)
  4. 国立大学等の授業料その他の費用に関する省令(e-Gov 法令検索/2026年10月28日確認)
  5. 文部科学省『私立大学等の令和7年度入学者に係る学生納付金等調査結果について』(2026年10月28日確認)
  6. 文部科学省『国公私立大学の授業料等の推移』(公立大学・令和7年度/2026年10月28日確認)
  7. 日本年金機構『年金の繰上げ受給』(2024年8月19日更新/2026年10月28日確認)
  8. 日本年金機構『年金の繰下げ受給』(2026年8月12日更新/2026年10月28日確認)
  9. 厚生労働省『育児休業等給付の内容と支給申請手続』2026年8月1日改訂版(PDFの1・3・4・6・27枚目/2026年10月28日確認)
  10. 堺市『利用者負担額の軽減・利用料の補助について(堺市独自施策)』(2025年4月1日更新/2026年10月28日確認)
  11. 大阪狭山市『保育所・認定こども園等の保育認定利用者負担額(保育料)について』(ページ内の保育料表のPDF/2025年10月14日更新/2026年10月28日確認)